ゲーム批評ブログ

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Dragon Cliff というゲーム

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 楽しく取り組むことができた。面白い、という表現よりは、こちらのほうが馴染むゲームだろう。200時間以上プレイしたことになっているが、放置していた部分があるので実際に触っていた時間はもっと短い。

 

ゲーム内容の概要

 王道的なオートラン探索ゲーム。5人一組の冒険者PTを組み、装備やスキルをセットして送り出す。リソースをコントロールし、クリア報酬やロックが解除された要素を見聞して、さらなる強化や踏破を目指す。それを繰り返すだけ。要するに冒険のプロデューサー兼ディレクター業を行うプロジェクトを管理するゲームである。(ストーリー要素は、テキストがほぼ理解できなかったので、よくわからない)

 

個人的に面白かったところ

 収穫の確認:夜や仕事前にオートランをセットして、数時間後に収穫を確認する。Sort by time。

 装備の新調:新しく作成or入手した武具から傑作を見出して新たに能力転移&付与&転換させて最新式装備品を完成させる。それを現PTメンバーに受領させるまでの流れが面白い。

 PTコンセプト練り直し:ある程度、有望なメンバーが集まってくると、パーティーコンセプトからいじくって、一から構成を練り直してみることもできる。

 ほかには、村人・宝石・deviceの逐次的な入れ替えをチクチクやっていくのも楽しい。

 

注意点

 有志による日本語化のファイルは使わないほうがいい。日本語化してプレイ→ゲームの進行が詰まり、意味不明なところが気になり始める→英語に戻して説明を読む→色々な事象が理解できて新しいルーチンを発見→サクサク進む、という流れを実際に経験した人間の一意見である。日本語だと唐突に見切れて、説明が消えてしまっている部分が多く、意味が分からない部分が多い。一方、英語でも内容は簡易でわかりやすい。

 ストーリー的な会話もあるのだが、日本語化された状態こそマジで意味不明すぎて全スキップした。そこはもうこのゲームの本質的な面白さとは無関係だと考えて切り捨てるのが吉であろう。

 

俺の辞め時はここだった

 一応、ミスティックダンジョンの1000階層に到達したのでひと段落ついたな、と考えて終了。950階まではファイアプレイヤーとファイアアサシンのコンビで力押しで進めたのだが、徐々に息詰まってきたのでEyes of Thorn amuletsのPT効果、ダメージリフレクションに特化させた形に組みなおして1000階まで突破させた。もう少し進めそうだが、これ以上はプレイ時間に対するリターンが低減していきそうだったので、やめることにした。(もうアンロック要素はなく、組み合わせや最適化でなんとかする領域に突入している)

 

 全体的に、ゲームの難航とロック解除のバランスが洗練されていて、ランダム性も高く、作りこまれているところで遊べる安心感があるゲームであった。

そして、セールでとてつもなく安くなるゲームである。

 オススメです。