ゲーム批評ブログ

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開拓サバイバル島DX というゲーム

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 カイロゲームシリーズは老舗だけあって完成度が高い。面白い。ワクワク感=できることが増えていくスピードが早く、ドキドキ感=壁の厚みの増し方もちょうどいい。辞めどきが見つからなくなる。それこそが楽しいと感じている状態なのだと思う。

 ゲーム内容は、育成+探検+島の開発という感じ。大味で荒削りな部分もあるんだけれども、それを補ってあまりある心地よいゲーム体験、熱中感を提供してくれる。

 最初はよく分かんなかったから適当に決めちゃった部分についても、だんだん、もっとこういう風にできたよなあ、やり直してえなあと思えてくるんだけど、わざわざ更地に二週目を遊びはじめるほどの中身は感じられないかな、という感じ。その時その時を楽しまなくてはいけない。たとえゲームであっても一期一会の瞬間の連続であることは忘れてはならない。値段とプレイ時間と体験だけを客観的に評価しても、十分に買いのゲームだと思う。

 以前プレイしたカイロソフトシリーズの「こだわりラーメン館」と比べてみると、一長一短で、どっちも違う方向性があって面白かった。(ラーメン館はライバル店が後から後から出てくることがなければ、もっと快適だったと思う。いちいち、画面をスティールしてとろとろフォーカスしてくるのが邪魔すぎた)