ゲーム批評ブログ

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G1牧場ステークス というゲーム(カイロソフト)

kairosoft.net

 

 ああ、それにしても、だらだらゲームしたいっっ・・・!

 だが、めんどくさくもある。もはやパソコンの前にいちいち座ることさえ、うとましい。なんなら、ゲームをする、という一般的な行為自体が面倒だ。何もやらないでいたい。ゲームをやりたいな、と思って、ゲームをやる時間を設けることがめんどくさい。だったら、やらなきゃいいじゃん、と思うだろう。そうして、やらないでいると、それはそれで、物足りない。何かをやりたいと思ってしまう。

 誰しも、そういう、複雑な気分の時もあると思う。

 そうして、なにか、家事でもやっている合間に、ちょろちょろ弄るようなゲームでもやろうかな、ということで、最近新調したファイアタブレットにて、カイロのゲームで遊び始めたのである。

 ※Fire HD 10 Plus:2.0GHz 8コア:第11世代 - 2021年発売。2019年に購入した旧型のfire HD10よりも相当に早く快適。俺はスマホを持っていない。このタブレットでYouTubeを見たり、ちょっとした検索をしたりする生活端末である。

 G1牧場ステークスは、amazonのアプリストアにて、600コインで買えた。

(1コイン=1円と等価である。このamazonコインというのは、amazonアプリストアにてウォレット化された電子預金であり、時々セールをやったり、大量購入すると割引が発生するという、お得なコインである。だが、俺からすると使う先がないよね、という本末転倒な印象が強いコインであった。そのため、7~8年前、俺がハースストーンにはまっていた頃に購入したコインが使途不明のまま、まだ仮想空間上で生き残っていたわけである。その『この残ってるコインの使い道ないよね問題』の解決にも、今回のG1牧場ステークス購入は役になっている)

 

 本題に入ろう。

 この競馬シミュレーションゲームは、『ちょっとした操作を行って成長を待つ』というテラリウム的性格が強いゲームであった。まさに、冒頭の俺のようにゲームをするという行為自体にちょっと疲れた人が、ちょっと生活にゲーム的潤いを与えたいな、と考えて、本当に数十秒くらいの隙間時間を利用して、それなりに楽しむといった用途としては最適なゲームであった。

 たとえば、朝起きてきて起動し、プロテインサイリウムをミキサーしたものを飲んでいる間に、来月のレース計画や調教計画を指示、ゲーム内で「レースに行きましょう」と言ってポーズするまで放置しておけばいい。次はレースの指示を与えて放置、レース後の結果を見てから、また指示をだして放置といったような感じである。

 食事の準備でレンジのチンをしている間や後片付け、風呂に入ったり、ちょっと歯磨きで離席する時にも指示は出せるので、ちょうどいい。

 逆に言えば、本腰を入れて、死に物狂いの命がけで取り組むようなゲームではない。

 そういう遊び方を志している人からすれば、底が浅い見守りゲーだなあ、と感じる事もまた、請け合いであろう。

 もはや、ゲームでさえないゲームという分類に当てはまるようなゲームである。